デート３０ 新居探し２

里佳（仮名）さんと駅前で待ち合わせ。
本日は最終候補に残った２つの物件まで駅から実際に歩いてみる事にしました。

残った物件は「安い」のと「綺麗」なの。

まずは「安い」物件から。
駅前から高架の線路沿いに歩きます、道は広いのですけれど周りがやや寂しい。
隣はもう団地の敷地内なのだけれど木が防風林みたいに植わっているので中の様子がわかりません。
一応バス通りなのだけど道に面している所に建物がないから夜とか寂しそうです。
団地の敷地内に入るとやや閑散とした雰囲気かな？
小さな公園とかはそれなりにありますけれど、子供があまり遊んでいなさそう。
里佳さんのペースに合わせて１０分ちょっとで到着。
この日は天気がよかったのでそとから日光の入り具合を確認しましたが、隣の錬とは距離があるためだいぶ余裕があり冬でも問題なさそうです。
周りの様子も特に変な所はなく目的の部屋の上の部屋は家族が住んでいるらしく、たくさん布団が干してありました。

次は「綺麗」な物件。
こちらは駅から先程とは反対方向。
道は広いのは同様。
ただしこちらは両側が団地です。
でも気のせいかこちらのほうが全体的に明るい雰囲気がありました。
途中の公園ではお母さんと子供達が遊んでいたのが見えたからかな？？
道の途中にコンビニとかもあったりするせいかもしれません。
こちらは１３〜４分で到着、遠いね。
日光の入り具合も確認しましたけれど問題なさそうです。

こうなるとどちらを選ぶかですけれど前回の下見で実は「綺麗」な物件はリビングがフローリングで新しいキッチンとかあったのですよね。
一方安い方は３間とも畳みでしかもハウスクリーニング前だったのでイメージが悪い。
駅前に戻りお昼を食べながら「やっぱり綺麗なほうかな」と結論をつけました。
さっそく連絡を入れると担当者が「これから別のお客さんの案内があるので、１〜２時間待ってもらえますか？」との事。
仕方ないので駅前のスタバとか大型ショッピングセンターで時間つぶし。
もう「綺麗」なところに住むつもりで電気製品とか家具とかあれこれ話しながら必要なものとか予算とか確認していました。

で、夕方。
こちらから電話すると担当者の申し訳なさそうな声。
「実はあの物件。賃貸の他に売買でも出てましてそちらが交渉の段階に入っていた．．．」
とのこと。

なにそれー

お店に出向いて説明を受けたのですが交渉に入っているけど、途中で交渉がまとまらないケースはよくある。
確率は五分五分くらいだそうです。
２番目として申し込む事は出来るけどそれは申し込みなので仮押さえにはならないから、他の物件を二股は出来ない。
うーん（＞＜）
色々悩みましたがやはりこの物件が頭を離れないので申し込む事に。
担当者からは「出来るだけ早く結論がでるようにしますので．．．」と聞いて店を出ました。

えーん、せっかく決まったとおもったのにー
里佳さんとそう言いながらせっかく夕方になったのだから「安い」方の物件の夜の道を確認してみることに。
休日なので判りませんけれどやっぱり人通りが少なく寂しいですね。
男ならともかく女性はちょっと．．．
ただ物件の近くまで駅からバスが出ていたり、自転車を活用すればなんとか行き来は出来そうです。

それじゃご飯を食べようかと思っていると携帯に電話。
先程の不動産の担当者からで「申し訳ありません．．．売買の話が決まってしまいました」との事。

．．．．．あう〜（ＴＴ）

今日一日はなんだったんだー